「ハルくんの虹」の彼方。

 アフリカの国々、人々の生活や文化、言語について、想いを馳せたことはありますか? 遥かな未知の世界を想像しながら、日々の枠をグーンと超えて楽しいこと、面白いこと、考えてもみなかったこと、どんどん創造してみませんか。

「日本とカメルーン 愛と希望のリレイ ハルくんの虹」には、「ひみつ」がいっぱい!? カメルーンでは約250の民族と言語があり、「ハルくんの虹」は日本語、英語、ンゾ語(ハルくんの家族のことば)、フランス語の4ヵ国語で語られていますが、ホントかな。

  佐藤泰生さんのアートワールド~色彩が光ってる!歌ってる!踊ってる!  ~魂の叫び、そして、子守り唄みたいに温かく限りなく優しい。佐藤泰生さんの芸術言語は、何語かな。

 メンジさんは、日本で体験したことすべてを7色のことばにして、カメルーンの樹木に彫って、日本まで背負って運んできたよ。伝えたい想いは「ありがとう」。

 それにしても、どうして、息子さんにはるさんの名前「HARUSHI」と命名したのかな。未知の世界に想いを寄せる。そして一番近くの人にことばをかける。そのことばはどんな温度?どんな色?どんなメロディ? 何語かな。

 ちっちゃな虹の手たちの心とことばで、隣の人と、遥かな人々と「凛」として繋がって行こう。ここから、何処へ?誰へ? 新しい優しいことばの虹が架かるかな。

                    あなたが虹!

                              上斗米 正子

                              2023年2月15日 教文館にて

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