野鳥の生活

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中村 浩志 著

四六判224頁(口絵カラー8頁)
ISBN978-4-902443-59-2 C0045  1800E
本体1800円(本体1800+10%
20211010日刊行

も く じ
1章 木の幹で餌をとる鳥たち  春を告げる鳥 ゴジュウカラ 木の幹を歩く鳥 キバシリ 日本列島で誕生した鳥 アオゲラ 日本最小のキツツキ コゲラ 2章 カラ類と呼ばれる小鳥たち  産卵数の意味が解明された鳥 シジュウカラ 朽ち木に巣穴を掘る コガラ 芸(げい)をする小鳥 ヤマガラ 3章 人里の森に棲む鳥  雄はなぜ美しいのか? オシドリ 日本の国鳥 キ ジ みんなで協力し子育てする鳥 エナガ 鷹狩に使われた鳥 オオタカ 小型の猛禽 ツ ミ 4章 花の蜜を好む鳥  春の花の時期に花蜜食 メジロ 都市に進出した鳥 ヒヨドリ 5章 奥山の森で繁殖する鳥  ハイマツの種子を貯食する鳥 ホシガラス 海水を飲む鳥 アオバト 頬に黒斑のないスズメ ニュウナイスズメ 小さいが一夫多妻の鳥 ミソサザイ 幸せの青い鳥 ルリビタキ 6章 夏に訪れる鳥  火の鳥 アカショウビン 千年にわたり声と姿を取り違えられた鳥 ブッポウソウ 桜の花の時期に渡来 コムクドリ 美しさを競う キビタキ 7章 夜の森で活動する鳥  声のブッポウソウ コノハズク 鵺(ぬえ)と呼ばれ恐れられた鳥 トラツグミ 8章 托卵をする鳥  子育てを他の鳥にさせる カッコウ 万葉人(びと)に愛された鳥 ホトトギス 9章 冬に訪れる鳥   嘴の大きな種子食の鳥 シ メ 冬に訪れる上品な鳥 ミヤマホオジロ 果実を求めて放浪する鳥 レンジャク 10章 外来の鳥   特定外来鳥 ガビチョウ

身近な鳥に関心を持ち、その生活に触れることは、私たちの日々の生活に潤いをもたらし、一層豊かなものにしてくれるでしょう。

(はじめにより)【2021年10月10日発行 四六判】

なかむら ひろし 1947年長野生まれ。京都大学大学院博士課程修了。理学博士。信州大学教育学部助手、助教授を経て1992年より教授。専門は鳥類生態学。主な研究はカッコウの生態と進化に関する研究、ライチョウの生態に関する研究など。日本鳥学会元会長。2012年に信州大学を退職。名誉教授。現在は一般財団法人「中村浩志国際鳥類研究所」代表理事。著書に『ライチョウを絶滅から守る!』など。2021年度安藤忠雄文化財団賞、日本鳥類保護連盟常陸宮総裁賞受賞。

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