Fork in the road ―Y字路のあいだ―

A052

Fork in the road ―Y字路のあいだ―

(A052)

美術家の横尾忠則氏の代表作に「東京Y字路」という写真集がある。横尾氏は、Y字刑の道そのものを人のいなくなった瞬間に撮っている。「人を排除することで虚構の風景を出現させたかった」という。私は、Y字路に挟まれたモノが、身にまとった装いで自己主張をしている様と、行きかう人々がその自己主張に気付いているのかいないのかを含めて単純に面白いと思ったのだ。【B5変型判 C四七頁】(2021年10月1日)

きくち かずこ 1945年、中国石門市(現河北省石家荘)生まれ。東京学芸大学卒業後、東京都公立小学校教諭となる。0208年ポルトガル・リスボンに住む。東日本大震災以降、釜石3部作『大震災の爪あと』『私たちは生きている』『葉脈の街に明日を探して』を、その後は福島をフィールドに『フクシマ漂流』『フクシマ無念』『この大地奪われし人々』『福島芸能の灯消さず』『私はあいちゃんのランドセル』を発表(いずれも遊行社刊)。

 

 

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