『月明かりの下の秘密 くノ一の愛』

キム・ソンイル/著 定価:本体1,900円+税 四六判 218頁 ISBN978-4-902443-84-4 C0093 2025年10/31 日刊行 

舞台は1300 年前、日本と韓国が最も深かった時代。新羅と百済の対立で朝鮮半島を越えて日本に落ち延びた親子。主人公男女二人の悲劇的な運命と対立。その糸はやがて時間を超えて現代で再び強く絡みあう。書店、Amazon、honto、楽天ブックス等でお買い求めいただけます。

   目  次

百済の滅亡 ……… 4 ジンの逃亡 ……… 26 ソンヒの死 ……… 42 老僧の後悔 ……… 54 偶然の出会い ……… 69 金庾信の手紙 ……… 91 くノ一 ユキ ……… 109 侍の襲撃 ……… 129 ユキの転生 ……… 145 三つの呪い ……… 165 大山寺の秘密 ……… 181 運命的な愛……… 196 作家の言葉……… 215

著者紹介:キム・ソンイル 1958年ソウル市生まれ。2020年までソウル大学校農業生命科学大学森林科学部正教授。ソウル大学校 林学科 学士、ソウル大学校 環境大学院 修士、米国 イェール大学 森林環境大学院 修士、米国 テキサスA&M大学 博士。教授時代には、学者が見る専攻書の半分、残りの半分は一般人に環境問題の深刻さを知らせる本を書いた。大学の教科書「公園休養学(2017)」と中国の環境汚染の恐ろしさに追った「北京スモッグゲドン(2016)」そして「北朝鮮の森林、韓半島を砂漠化している(2014)」などがある。ソウル大学を早期退職後、静かなアメリカで様々なコンテンツ制作をしている。最近、私の成長エッセイ集「エッジライフ(2021)」、パンデミック以降を警告する「もっと強い奴がやってくる(2021)」、そして父を思い出して書いた最初の長編小説「アブジの森(2023)」、人口減少を前向きに捉える『人口ルネサンス(2024)』、26歳の年齢差を乗り越えたラブストーリー『愛の担保(2024)』 そして、トム·コットンの最近の著書『Only the Strong』(邦題『ただ強者だけ(2024)』)の翻訳書を出版した。最新刊は日韓併記の『日本が消えた』(遊行社)。

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