フランスについて、どんなイメージがありますか? これから始まる新連載では、フランスの人々の生活を紹介します。フランス人は、仕事とプライベート、オンオフの切り替えを大事にし、家族との時間を大切にしています。第一回目は、30歳の精神科医、ギオムさんです。
どうやって自己紹介しようかな。簡単そうに見えるけど、結構難しいよね。では、シンプルに始めますね。
私の名前はギオム(英語読みはウイリアム)、30歳、フランス人です。生まれてからずっとフランスに住んでいます。出身は、フランス北部のピカルディ地方、緑とブルーのピカルディです。ピカルディといっても馴染みが薄いかもしれませんが、ノルマンディ地方の隣に位置し、隣接する地域圏と合併され、現在はオー=ド=フランス地域圏と呼ばれています。
緑というのは田舎のことで、ここは牧歌的な田園風景が広がる農業の地方です。雨が多いので、空の色と関連づけると、この地方に住む人たちはむしろ緑と灰色と言うでしょうね。ここは温暖な気候ですが、あまり観光を呼び込めるような特徴はないように見えるかもしれません。それでも訪れる価値の十分ある魅力にあふれた場所だと思います。
Comment me présenter ? C’est toujours un exercice plus difficile qu’il n’y parait… Et bien commençons au plus simple, mon prénom, Guillaume.
J’ai 30 ans, je suis français et j’ai toujours vécu en France, plus particulièrement en Picardie. La Picardie verte et bleue. Verte parce que c’est une région rurale, essentiellement agricole, bleue parce qu’il y pleut beaucoup, ses habitants diraient donc probablement plutôt verte et grise, rapport à la couleur du ciel. C’est une région tempérée, pas la plus attractive, paraît-il, mais pourtant pleine de charme pour qui veut vraiment la découvrir.