葉脈の街に明日を探して—東日本大震災釜石レポート—2011.7~2014.2

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[写真・文]菊池和子

刊行年月:2014-3-1 B5判カラー64ページ
発行:遊行社
定価1,800円+税
ISBN978‐4‐902443‐26‐4C0072\1800E

2011年3月11日に起きた東日本大震災から、もうすぐ3年。写真家は、2011年7月から被災した釜石に月1~2回赴き、被災の現状や、生きのびた人々、遅々として進まぬ復興の様子を撮影してきた。「この日本が国の死力を尽くしてきたならば、68年前の空襲以来、最も広範囲で甚大な破壊も、もう少し先が見える形になったのではないかと思う」と写真家は言う。3年間のまとめとして、この写真集を刊行する。

[写真家プロフィール]

1945年、中国旧石門市生まれ。東京学芸大学卒業後、東京都公立学校の教員となる。48歳から夜間の写真学校で学び、2000年より写真家の道へ。その後ポルトガル・リスボンに6年在住。テーマとして障がい者・在日・ポルトガル・東日本大震災などに取り組む。

 写真集に『しんちゃん』(草土文化)、『チマ・チョゴリの詩がきこえる』(小学館)、『二十歳になりました―筋ジストロフィーの慎大郎君の日々』(子どもの未来社)、『PORTUGAL―藁色の日差しの中で』(現代写真研究所出版局)、『2011.3.11 大震災の爪あと―釜石からのレポート2011.7~2012.2』、『私たちは生きている 釜石レポートNo.2 -2012.3~2013.2』(ともに遊行社)等がある。

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