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◆月尾 嘉男 著
四六判 並製 240ページ
定価1,980円(税込
ISBN 978-4-902443-56-1 C0023 \1800E
2021年4月1日刊行
(内容)
人工知能が一気に進歩し、将棋や囲碁では人間を蹴散らし、教育や医療でも一部では人間を代替しはじめています。しかし、想像することは依然として人間が優位にあります。これら23人の人々が、凛々たる意思を背後にして、どのように想像し、どのように行動したか(まえがきより)
【本書で取り上げた人物】
・ 権威に対抗した偉大な植物学者 牧野富太郎
・ 幕末から明治に多才な能力を発揮した 福士成豊
・ 大学を創設し妖怪の研究でも名高い 井上圓了
・ 日本の近代河川改修を指導した J・デ・レイケ
・ 日本に野鳥観測を定着させた 中西悟堂
・ 生物環境の危機を世界で最初に警告した R・カーソン
・ 企業の社会責任の先駆 伊庭貞剛
・ 北斎に匹敵する天才絵師 河鍋暁斎
・ 謙虚で偉大な科学の偉人 M・ファラデー
・ 世界が評価した在野の博物学者 南方熊楠
・ 理系と文系の両方で奇才を発揮した 平賀源内
・ 写真技術と慈善事業に活躍した G・イーストマン
・ 時代の先頭を疾走した早熟の天才 寺山修司
後藤新平、F・ナイチンゲール、菅江真澄、I・バード、A・ウェゲナー、角倉了以・素庵父子、S・ワクスマン、高峰譲吉、T・クック、保科正之(全23人)
つきお よしお 1942年名古屋生まれ。1965年東京大学部工学部卒業。工学博士。名古屋大学教授、東京大学教授などを経て東京大学名誉教授。2002、03年総務省総務審議官。これまでコンピュータ・グラフィックス、人工知能、仮想現実、メディア政策などを研究。全国各地でカヌーとクロスカントリーをしながら、知床半島塾、羊蹄山麓塾、釧路湿原塾、白馬仰山塾、宮川清流塾、瀬戸内海塾などを主催し、地域の有志とともに環境保護や地域計画に取り組む。主要著書に『日本 百年の転換戦略』(講談社)、『縮小文明の展望』(東京大学出版会)、『地球共生』(講談社)、『地球の救い方』、『水の話』(遊行社)、『100年先を読む』(モラロジー研究所)、『先住民族の叡智』(遊行社)、『誰も言わなかった!本当は怖いビッグデータとサイバー戦争のカラクリ』(アスコム)、『日本が世界地図から消滅しないための戦略』(致知出版社)、『幸福実感社会への転進』(モラロジー研究所)、『転換日本 地域創成の展望』(東京大学出版会)など。最新刊は『凛凛たる人生』(遊行社)。