『そこに原発があったから -被災者は語る-』

菊池 和子/著 定価:本体 一八〇〇 円+税 四六判 144 頁 ISBN978-4-902443-71-4 2023年 9/25日刊行

内容:2014年前後から福島に通いつめた著者は、10年に及び多くの原発による被災者を取材、そして、福島の被害をカメラに収めた、その人々の約50人の記録である。

プロフィル:菊池 和子 きくち かずこ 1945年中国石門市(現河北省石家荘)生まれ。東京学芸大学卒業後、東京都公立小学校教諭となる。48歳のときから夜間の写真学校で学ぶ。54歳で教職を辞し、ポルトガル・リスボン市で6年間暮らす。2008年に帰国。2011年から3年間は津波被災地岩手県釜石市を取材。2014年から2021年までフクシマを取材して回る。●主な作品 ・筋ジストロフィーの少年の13年間を追った「しんちゃん」(草土文化)、・在日韓国・朝鮮人一世のアイデンティティーを追った「チマ・チョゴリの詩がきこえる」(小学館)、「釜山できく日本の詩」(かもがわ出版)福島をレポートした「フクシマ漂流 東日本大震災・福島第一原発から4年目の福島を行く」「フクシマ無念 ふる里追われて5年」「この大地奪われし人々」「福島 芸能の灯 消さず 震災を生きる人びと」「私はあいちゃんのランドセル ―福島原発事故の記録―ふるさとで過ごすモノたちのひとりごと」「朗読と合唱による上演台本 私はあいちゃんのランドセル」(全遊行社)

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